無症状でも彼女とともにHIV検査を!

 無症状であっても、念のため、彼女と一緒に一度はHIV検査を受けることが望まれます。二人とも陰性で、そのまま結婚すれば、一生、HIV感染の危険とは無縁でいられます。パートナーが変わるたびにHIV検査をするのが理想であり、お互いに陰性であることが確定したうえで添い遂げられれば、それに越したことはありません。
 HIVウィルスに感染した場合に現れる症状は人によってさまざまで、中にはまったくの無症状であるケースも珍しくありません。感染機会があっても無症状であるため、そのままにしておいて、突然エイズを発症する、いきなりエイズという例も、しばしば見られます。
 HIVウィルスに感染してからエイズを発症するまでの期間は、次第に短くなっています。エイズが認知されるようになり、社会問題となった30年前は、発症まで十数年と言われていました。それが現在は、HIVウィルス感染から2~3年でエイズを発症する例も報告されるようになっています。エイズを発症してからでは、普通の生活を送ることが困難です。HIVウィルス感染の直後から薬を服用し続けさえすれば、エイズ発症は防げるようになっているのに、感染に気づかず手遅れとなるのは非常に惜しい事態です。
 たとえ無症状であっても、感染機会があったら、必ず3か月後にHIV検査を受けるべきです。症状から感染の有無を判断することはできません。保健所で検査すれば、無料のうえ、匿名で通せます。保健所によっては、採血してから30分後に結果が出る場合もあります。検査には、注射針や胃カメラなどでの感染を心配して来ている人たちもいますし、遠くの保健所で検査することもできますので、顔を合わせることを気にする必要ありません。

HIV関係の記事