茶色の発疹が出る事態になる前に妻と一緒にHIV検査

 HIVに感染し、免疫システムの破壊が進むと、赤や茶色の発疹が、特に顔や胴体に出ることがあります。顔に出ると非常に目立つため、それがきっかけで感染に気づくこともあるようです。HIV感染に気づかず、エイズを発症して初めて、HIVに感染していたことを知る割合はおよそ30%と、非常に多くなっています。50代以上になると、50%がいきなりエイズを発症しています。エイズを発症してから治療を始めた場合、三十か月後の生存率は80%となります。HIVに感染してすぐ治療を始めれば、生存率は99%で、しかも普通の生活がおくれていたわけですから、たいへん惜しまれる事態です。エイズを発症する前に治療を開始しても、それがエイズ発症の寸前であったり、薬の服用が正しく行われていなかったりした場合は、エイズを発症することもありますが、HIV感染後の早い時期に治療を始めれば、一生、エイズを発症せずに済むようになっています。しかし、エイズが世に現れた30年前は、感染したらなすすべがない病であったため、そのイメージを持ち続けている場合もあるようです。HIV検査をしてわかったところでどうしようもない、と依然として考えているとしたら、非常に由々しき事態です。もはやHIV感染とエイズは同義ではなくなり、HIVに感染しても早期に治療を開始すれば、慢性疾患のようなものとなり、命を失うことはもはやありません。HIVへの感染機会があった場合は、ひと月後からでも妻と一緒に検査を受けるべきです。そこで陰性でも、3か月後にもう一度検査を受けることになりますが、保健所での検査では、問診もおこなわれ、万が一の場合の対処方法も知ることができます。

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